歌の練習をする時はマイクを使わないほうがいい

運営しているラジオの方でお便りを質問箱にて募集していますが

先日このような質問が届きました。

 

質問

 

実はカラオケで歌う自分の歌というのはとても上手く聞こえてしまうようにできています。

 

質問者さんと同じようにカラオケで上手く歌えるんだけど

なぜか生歌だとそこまで上手く歌えないという経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

 

カラオケは上手く聞こえる

 

カラオケは生歌に比べて音も大きいので細かい音というのが聞こえなくなってしまいます。

 

またリバーブ(エコー)がかかっていることによって、カバーして聞こえるようにできているんですね。

 

お風呂場で歌を歌うとものすごくうまく聞こえるようなのと同じような現象です。

 

なので実際にストイックに歌の練習をするのであれば、

マイクを通さず生音で歌った自分の声が本物だと思って、練習をした方が良いでしょう。

歌が上手くなるには練習で楽譜を見るべき、その理由

 

アーティストの難しさ

 

もしアーティストや、プロとして音楽活動をしていきたいのであれば注意したいのが

歌う場所によって環境が異なってきて、

  • 「歌いやすい会場」
  • 「歌いにくい会場」

というのが存在するのだということです。

 

これは私もアーティストデビューしていくつかライブをさせていただいて初めて気づいたことでした。

 

いつも練習するのは広い会場ではなく、一番広いところだとしても音楽スタジオの何十畳、レベルのスタジオで

もちろんお客さんの前で練習することはできないし、ライブなんかはリハーサルはあっても大体当日リハーサルで

本番で歌う環境で練習することができるのは一回だけ、ということが多いです。

 

もちろんお客さんはリハの時はいませんから、本当の意味で本番と同じ環境で練習する、ということはできません。

 

お客さんが入ると音も吸音されやすくなってしまうので

リハの時と聞こえ方が大きく変わったりします。

 

自分は天才肌ではないので「誰よりも練習してなんぼ」というやり方しかできず

会場で一度しか練習できないというのはとても恐怖でした。

 

歌を歌う場所じゃないところでライブをすることもあります。

音響設備がきちんと整っていないところで歌わなくてはいけないのです。

 

常に自分の歌が自分に上手く聞こえるような環境で歌っているとこういうことに対応できなくなってしまうので

プロを目指すのであれば、劣悪な環境でパフォーマンスをするということも練習した方がいいのかなと思いました。

 

中にはライブパフォーマンスを拡声器で行ったという方もいます。

 

そんな環境の中で歌っても歌うことで誰かに何かを届けられるというのは素晴らしいことですよね。

音域を広げるためのコツ

 

生音を録音するのもおすすめ

 

アカペラでマイク無しで歌った時の自分の歌声というのは

とても下手くそに聞こえるものだと思います。

 

しかしそれはとてもリアルな歌声であってその歌声を聞いて改善点を見つけながら練習をしていくと

より細かいところも改善していけると思うので

アカペラでマイクなしで歌う生声をボイスレコーダーやスマホなどで録音して是非聞いてみてください。

 

アカペラマイクなしで、メトロノームを使って練習するのもリズム感が鍛えられておすすめです。

 

自分が下手くそすぎて嫌になることもあると思うけど必ずいい練習になると思います。

リズム感が3日で鍛えられる方法

 

気持ちよく歌う事も大切

 

さてストイックな練習方法についてお話ししてみましたが、

私は決して上手く聞こえるカラオケで歌う練習が悪いことだとは思っていません。

 

ストイックに練習することももちろん大切だけれど、一番大切なのは自分が歌っていて楽しい気持ちいいと感じることだと思います。

 

原点はやっぱりそこで自分が楽しいと感じることができなければ誰かを楽しませることはできないと思うのです。

 

だからこそ歌の練習をする時は、

  • 「今日はストイックに練習するぞ」
  • 「今日は趣味として楽しむぞ」

というようなスイッチを用意して、練習ではなくただ単純に歌を楽しむために歌を歌う時があってもいいと思います。

 

これは私のやり方なので人をそれぞれなのですが、

例えば私の場合は、練習するとなった時はい曲を完璧に作り上げるために何度も何度も同じ曲を歌います。

 

でも趣味で歌を歌うときは毎回違う曲を歌います。

 

練習で歌うときは何度も歌うし、歌う環境も変えるし、

アカペラマイクなしで録音することもあります。

 

でも趣味で歌うときはひたすら楽しければいいので、

もちろん基礎的な音程だとかリズムは気にするけれど、「この曲を極限まで仕上げる」というような気概では歌いません。

 

自分の歌を楽しむことができる範囲内で、練習もしていけるといいのではないかなと思っています。

声優が語る、ボイストレーニング教室の選び方

 

読んでくれてありがとうございました。

では。