コールセンターで働く声優や役者の卵が多い理由。

新人声優は基本的に声優の仕事だけで食べていくことができません。

 

新人のうちはギャラも安いですしスケジュールがバラシになることも多く

またギャラが2ヶ月後に振り込まれるということが多い声優の仕事だけで生活をして行こうとするとかなりリスキーなことになってしまいます。

 

なので多くの声優がアルバイトをしながら声優の仕事をしています。

 

中でもすごく多いのがコールセンターのアルバイトです。

 

コールセンターのアルバイトは声優だけでなく

  • バンドマンやミュージシャン
  • お笑い芸人の方
  • モデルやタレント
  • 俳優女優

といったような芸能関係の仕事をされている方が多く働いている場所でもあります。

 

私も声優の仕事だけで生計を立てることができなかったので、コールセンターで

働く場所は2、3回変わりましたが3〜4年ほど働いていました。

 

今回は声優の目線でどうしてコールセンターで働く人が多いのかということについてお話ししてみたいと思います。

 

アドリブの勉強になる

 

これはコールセンターで働きながら感じたことなのですが

コールセンターで働くとアドリブの勉強になるなと思いました。

 

コールセンターにはスクリプトと呼ばれる「これを読んでね」という原稿のようなものがあるのですが

話をするのはロボットではなく相手は人間のお客さんなので

そのスクリプトに書いてないような質問が飛んでくることがよくあります。

 

知識の中から引っ張ってきてそういった質問に答えていくことが多いので

これが結構アドリブ芝居の勉強になるなと思うのです。

 

結局芝居というのは相手と呼吸を合わせながらするものなので

相手が言ったことに対してこちらがリアクションしてさらにそれに反応して相手が役者を押してと言う連鎖です。

 

相手が何を言ってくるか分からない状況の中で、相手が言ったことに素早く反応し、

こちらで新しい答えを用意してそれを伝える、

その作業が結構アドリブ芝居に近くて、こういうのは瞬発力なので、場数を踏めば踏むほど身についていくものだと思います。

 

やっぱりお客様への受け答えも、役者さんの方がうまいなと感じることが多かったです。

声優に求められるアドリブ力とは

 

発声を鍛えられる

 

実は電話で話すということは、対面で話すことよりとても喉に負担がかかることだとされています。

 

というのも対面で話すときは相手の目線を追うことができたりジェスチャーを加えることができるので

情報量が多く視覚的にも受け取れる情報があるのですが

より声に情報を乗せていく必要があり、自然といつも話すよりもオーバーに話をしてしまうのが電話なんです。

 

1日に何時間も電話で話す、ということは相当喉を鍛える練習になります。

 

できればバイトしたくないし嫌な仕事もしたくないけれど、

仕事をすることによって自分の将来の夢のためになる部分があるのであれば、多少そういうバイトでもやってもいいかなという気持ちになれるのではないかなとも思います。

 

私もバイトに行きながら、発声練習だと思ってやっていたことがありました。

 

スクリプトのここからここまで、ブレスを入れずに一気に読もう、みたいなゲームをしながら笑

 

といっても声優の場合は、喉の健康を保つこともとても重要です。

 

あまり喉に負担がかかりすぎると、声が変わってしまったり喉を休めることができなくなってしまうので

仕事とのバランスを見て、うまくやっていけるのであればコールセンターはおすすめですが

バイトに入ることによって喉への負担が大きくなってしまい、仕事に支障が出るのであればやめた方が良いと思います。

【声優がやっている】喉の調子が悪い、痛い時の治し方

 

スケジュールの都合がつきやすい

 

コールセンターを非常にスケジュールの都合がつきやすい仕事だと思います。

 

一般的に想像される飲食店やコンビニなどでのアルバイトだとどうしても突発的に休むということができません。

急に休むのであれば代わりの人を見つけなくてはいけないということもあると思います。

 

コールセンターの場合はそういうことがなく、誰かが休むことによって仕事が回らないだとか

誰かが余計に仕事をしなくてはいけないということがないので、普段からちゃんと成績を取っていれば休みやすい仕事なのかなと思います笑

 

もちろん自分がどのような仕事をしているのか、ということはちゃんと伝えておいた方が良いと思いますし

仕事はなるべく休まない方が良いのですが、それでも声優などの芸能関係の仕事をしていると

急に仕事が入ったりすることがあるので、そういった面で多少甘える余地があるバイトを選んだ方が良いでしょう。

 

バイトに入ってる時はなるべく成績に貢献するようにして、

仕事がどのように入ってきてしまうのかということも説明し、コールセンターでバイトをしていました。

 

おかげさまでいくつかのコールセンターでバイトしましたが、どこのコールセンターでも仕事を応援してもらえたし

とても働きやすい職場が多かったです。

 

未だに連絡を取り合って遊ぶを仲間もいます。

シフトやスケジュールの都合がつきやすいバイト

 

時給がいい

 

コールセンター時給がいいところが多いです。

肉体労働というわけではないのに時給が高いというのはとても魅力的ですよね。

 

屋内で座ってデスクワークですから、暑い寒いとかもないですし、体調も崩しにくい仕事だと思います。

 

それでも時給がいい。最高。

 

誰が誰にでもできる仕事というわけではなく、

先ほど言ったように、アドリブで答えていかなくてはいけないようなところがあるので

お客さんの呼吸に合わせて会話をしていかなくてはいけないという面があります。

 

だからこそ時給が高いのだと思うけど、これは多分芸能関係を目指している人はとても得意とするところだと思うので

新人声優とコールセンターというのでも相性が良いのだと思うのです。

声優の仕事を時給換算で考えてみる

 

コールセンターの仕事はおすすめ

 

ということで声優の目線でコールセンターのアルバイトがどうしておすすめなのかということを話ししてみました。

 

働く方法はたくさんあるので、 自分の好きなことを全て仕事に変えて行くという意識の方がお勧めなのですが

どうしても手っ取り早く稼ぎたくて、アルバイトを探しているのであれば

コールセンターのお仕事はおすすめなのでぜひコールセンターバイト を探してみてください。

声優の収入は安定しないからこそ、考えなくてはいけないこと

 

読んでくれてありがとうございました。

では。

ABOUTこの記事をかいた人

幸田 夢波

声優、アーティスト、デザイナー、当ブログの運営者。 2009年に声優デビュー、2016年声優事務所を退所し、現在フリーランスで活動中。自由に生きられる選択肢を増やし、それを発信するために毎日ブログを更新中。