声優事務所と契約する時に絶対に気をつけた方がいいこと

声優事務所と契約する時に気をつけるべきこと
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声優事務所の養成所からマネージメント対象となる預かり所属や所属へと上がる時に

改めて事務所と契約する、みたいなことがあると思います。

 

特に若い方は、会社と契約をするのが初めて、という方もいらっしゃるでしょうから、

この契約をする時に注意しておいた方がいいことをまとめてみました。

 

今は声優事務所もいくつも出来ていて、正直に言うと全ての声優事務所が良い事務所とは言えません。

 

役者に不利になるような契約を踏ませる事務所だってあるし、

いざ契約してみて事務所に入ってみたら「言ってることと違うじゃない!」と思うようなことがあった、というお話もたくさん聞きます。

 

事務所として、会社として成り立っているから大丈夫だろう、というのは安易な考え方です。

 

自分のお金や人生に関わってくることですから、本当にその契約を踏んでも大丈夫なのか、ということを慎重に考えてください。

 

契約が何年更新か

 

まず、契約をする時に契約が何年更新なのか、ということをしっかり確認してください。

これは必ず確認するべき事項です。

 

契約は基本的には1年ごとの契約で、特に申し立てが無い場合は自動更新、という内容の物が多いです。

 

ですが、中には2年3年、という契約期間を設けている声優事務所もあります。

 

これはどういう意味かというと

「人生のうちの2年、3年を縛るよ」と、そういうことです。

 

例えば3年契約だった場合、1年目で「フリーランスに転向したい」という気持ちが出てきても、

3年の契約期間を満了するまでは事務所を退所することができなくなります。

 

厳密に言うと、退所するのに契約違約金を払わなくてはいけなくなります。

3年以内に事務所を退所する、ということは契約違反ですからね。

 

もし事務所と契約をする時に1年ではなく2年3年という契約期間が設けられていたら、

「本当にその2年、3年の人生をこの事務所に預けていいと思えるか」ということをもう一度自分の中でじっくり考えてみてください。

 

ちなみに自動更新契約の場合は2年契約の場合、2年を過ぎた時点で、さらに向こう2年の契約になる、ということです。

 

携帯電話の契約と同じ。

解約月に解約しないとまた2年使わなくてはいけない。

 

それが基本です。

スカウトには詐欺があるから気をつけて

 

マージンの割合

 

声優事務所は所属声優が仕事をした時にもらえるギャラからマージンを引いて利益を出しています。

 

なのでギャラに対してどれくらいの割合でマージンが引かれるのか、ということもしっかり契約をする段階で確認しておきましょう。

 

これは契約書の中に書いてないこともあるかもしれないので、契約書に書いていなければきちんと確認するべきです。

確認できないような関係性の事務所に所属するのはやめましょう。

 

大体マージンの相場は7(声優):3(事務所)、もしくは6(声優):4(事務所)くらいです。

それよりもマージンが多い場合は、本当にそれでいいのか、自分でもう一度考え直した方が良いです。

 

新人声優のギャラの相場は15,000円です。

そこから6:4でマージンをとられて源泉徴収を引かれたら手元には8,000円くらいしか入ってきません。

 

つまり、一般的なサラリーマンの初任給くらい稼ぎたいと思ったら毎日1本くらい仕事をとっていかないときついということです。

新人のうちはかなり難しいでしょう。

声優の給料の仕組みを解説。

 

マネージメント範囲

 

マネージメントしてもらえる仕事の範囲についてきちんと確認しておきましょう。

 

映像作品、音楽作品のみの場合は、

他の仕事を個人的にやっていくことができるかもしれません。

 

逆に「名前のでるもの全てがマネージメント対象」の場合は、全ての仕事を事務所を通してやらなくてはいけないので

事務所があまり絡んで無い仕事なのに事務所にマージンを引かれる場合があります。

 

特に声優はこれから副業をたくさんしていく時代になると思うので、

やりたいことが声優業以外にある場合はそちらのマネージメントがどうなるのか、という確認が必要です。

 

ちなみに私の周りだと声優さんで副業として

  • イラストレーター
  • 作曲家
  • 作詞家
  • デザイナー
  • 舞台役者
  • 作家

などとしてご活躍されている方がいます。

 

そういった副業(というか複業)をされている方はかなり自由度の高い事務所に所属されている場合が多く、

みなさん声優業以外の仕事は事務所を通さないで個人的にやっている、という方ばかりですね。

声優は副業をするべきだと思う

 

契約書は2枚

 

なんでもそうですが契約書って普通2枚書くものです。

 

お互いがサインした同じ内容の契約書を2枚書いて、

1枚が事務所保管用、もう1枚が個人が保管する用、とするのが一般的です。

 

なのでこちら側の保管用の契約書をくれない場合はこれも怪しいので、きちんと事務所に「自分の保管用にもう1枚ください」と言うか、その場でコピーしてもらってください。

 

何もおかしいことではないですし、それが一般的です。

声優が感じる、仕事でのプロ意識

 

個人の価値を大切に

 

周りの声優志望の方や、現役で声優の仕事をしている方は

「自分に思うところはあっても、事務所を出ていくわけにはいかないから事務所の言うことを聞く」という風に、契約書の内容もあまり確認せず判を押している人が多いです。

 

でもそれ間違ってます。

 

事務所はあくまでビジネスパートナーであり、一つだけではありません。

 

本当に声優としてやっていきたいなら、そういった一緒に仕事をする人を見極める力も大切だと思います。

 

そして自分の人生を無駄にしないでください。

事務所と不当な契約をすることによって身動きがとれなくなることってあります。

 

実際そういう人を何人も見てきています。

 

自分でわからないなら契約書を見ることができる法律関係の人に契約書を見てもらうのもいいでしょう。

 

契約は慎重に行ってください。

 

わからない箇所があればきちんと事務所に確認しましょう。

それができないような関係性なら、これから仕事をしていく上でも必ずトラブルになるか、ストレスを感じながら仕事をしていくことになります。

 

声優になりたいからなんでもする!というのは間違った考えだと私は思っています。

それでは仕事ではなく趣味になってしまいますからね。

声優事務所の選び方

 

 

読んでくれてありがとうございました。

では。

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yumeha
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声優、アーティスト、デザイナー、当ブログの運営者。 2009年に声優デビュー、2016年声優事務所を退所し、現在フリーランスで活動中。自由に生きられる選択肢を増やし、それを発信するために毎日ブログを更新中。