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声優が勉強のためにアニメ番組を見る時に見ているポイント

ゆめもん

やっほい!声優ブロガーの幸田夢波です!

声優は日々勉強勉強でして、

すでにたくさん活躍されている方でも勉強を欠かしません。

声優業界は常に新しい人が入ってくるし、時代もどんどん変わっていくから、人気のあるコンテンツも変遷していくからです。

大御所の方の練習量を聞くと本当に「追い越せなくなるからやめてください」って思うくらいです笑

ゆめもん

大先輩でも「新人には負けないぞ!」っていう気概の人が本当に多いんだよね〜

人にもよりますが、

声優は市場調査のために自分が出演していない作品なんかも勉強としてチェックしている人が多いです。

私もアニメや吹き替え作品を見る時は職業病的目線になっちゃう笑

ということで、声優はどんな目線でアニメや吹き替え作品を見ているのか

今日はそんなことについてお話してみたいと思います〜〜

クレジット

何と言っても一番食い入るように見てしまうのはクレジットの部分!!!!

出演者や作品に関わっているスタッフさんの名前が表示されているのがクレジットです。

エンディングクレジットでは出演者の名前が真っ先に出るので

そこを見て、なぜそのキャスティングになったのか、ということをやっぱり考えちゃいます笑

基本的にはアニメ作品の場合はオーディションでメインのキャスティングが決まるんだけど、

たくさんの中から勝ち上がってきた声優さんがメイン役を務めます。

つまりそのキャラクターにその声優さんが合っている、と制作側が判断したってことだから

それを考察することで今のアニメビジネスを考えることができます。

スタッフが「この人をキャスティングしよう」と決めたということは

その声優さんがそのキャラクターを務めることによってそのアニメ作品が売れると判断した、ということ。

何かしらキャスティングされた理由があるはずなので、作品中の演技を見て、聞いて、研究すると

今のアニメのトレンドや声優に求められていることがわかるかもしれません。

一方で、普段一緒に演じている声優さんが出演していると

「アニメを見ているのにキャラクターの向こう側にその声優さんがアフレコしている様子が思い浮かんでしまう」と言って、作品を見られないという声優さんもいらっしゃいます。

確かにそういう側面はある!!!!

顔が思い浮かんじゃう人が!!!結構いる!!!!笑

声優の収録時間は超短くて、なのに一番目立つのも声優っていう責任

自分だったらどう演じるか

作品を見ながら「自分がこの役だったらどう演じるか」っていつも考えてます。

一つのキャラクターは違う人が演じると全く別のキャラクターになります。

舞台とかでダブルキャストの公演をどちらも見たりしたことがある人はわかるかも〜〜

役へのアプローチって人によって全然違うから面白いよね〜〜!!

役者は自分が経験してきた人生の引き出しから役作りをしていきます。

経験したことから新しい人格をひねり出していくわけだけど、

これまでの人生、全く同じ経験をしてきたという人は自分の他にはいないから、

役者が変われば役の雰囲気もガラッと変わるんですよね。

だから「自分がこの役だったらどうやって演じるだろうか」って考えた時に、

やっぱり全然違うものが出てくるものだと思う。

同じ役だけれど、「この声優さんはきっとこういう解釈でこういう演技をしたんだろうな」という演技プランが見えてきて

「でも自分だったらこういう解釈をして別のものがアウトプットされると思う」ということを考えるの、めちゃくちゃ楽しい!

同時にそれは自分の引き出しを増やす作業でもあるかな〜〜って思ってます。

違う声優さんが演じているものを見た上で自分の演技プランを考えれば

それだけで2通りの演技プランを見ることができるからね!

声優は現場で演技をした時に「それとはまた違った演技プランでやってみて」というようなディレクションをされることが多々あります。

そういう時に自分の中の引き出しが少ないと瞬時に対応していくことができないんですよ。

そういった意味でこの「自分だったらどうやって演じるか」ということを考えながら作品を見るのはとても勉強になります。

声優の演技の引き出しを増やす練習

ガヤやアドリブに注目

作品中には台本に書かれている台詞と、そうでないアドリブの台詞があります。

これはもう声優さんの遊び心100%で作られているものなので笑

その人の個性が出るし

どういった意図でそのアドリブにしたのか、ということを考えるのもとても楽しいです。

特にベテラン声優さんのアドリブは思わず笑ってしまうものも多く、とても勉強になります笑

ゆめもん

まず共演者やスタッフを笑わせよう、っていう気持ちがある先輩が多くて

そういう空気に触れると本当に心から「かっけぇ〜〜〜」ってなります

新人声優でもアドリブ芝居を求められることはたくさんありますから、そういう時に視聴者の方だけでなく、

現場の方も笑わせることができるようなアドリブができるといいですよね…!

エンターテイメントは収録スタジオですでに始まっている。

そういうのが声優の仕事の楽しみの一つでもあるんじゃないかなぁと思ってるんです。

声優に求められるアドリブ力とは

人生勉強

勉強し終える、なんてことはありえません。

表現の仕事に「満足のいくもの」なんてないから。

むしろ満足してしまったらそれ以上成長できないということだからそこで終わってしまうと思う。

だからこそ、声優は常に勉強されている方ばかりなんですよね〜〜

まじでみんな努力惜しまない系だから困る。差が!縮まらねぇじゃねぇの!!!笑

ということで勉強したくてウズウズしている人のために、

とりあえず読んで欲しい本まとめてありますのでぜひ読んで〜〜〜笑

声優になりたいという人は声優デビューするのが目標になってしまっている方も多いけど

実は声優になってからの方がもっと大変です…!

私もまだまだ未熟で嫌になることが多いです笑

努力をし続けていかねばなァ。

お互いがんばりませう〜〜〜〜

声優は自分が出演した作品を見たり聞いたりするのか?

読んでくれてありがとうございました!

ではっ

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