声優の仕事のうちであるナレーションの特徴とその裏側

声優のナレーションの仕事
Pocket

声優と聞くとアニメやゲームに声を当てる人、という想像をする方が多いと思います。

 

声の仕事、という意味で声優を定義するとすると

声優の仕事の中にはナレーションという仕事もあり、このナレーションの仕事は一般的に想像されるアニメやゲームなどの声優の仕事とは全く違う仕事です。

 

そもそも声優の仕事は声の仕事を指すと思うので、

アニメ・ゲームの仕事以外にもたくさん声の仕事があるわけです。

 

今回はナレーションの仕事について少しお話してみたいと思います。

 

ナレーションってどんな仕事?

 

ナレーションの仕事の中にもいろんな仕事がありますが、ざっと挙げてみると

  • テレビ番組ナレーション
  • CMナレーション
  • 企業プロモーションビデオのナレーション
  • 製品のシステムボイス
  • プラネタリウムのナレーション

などといったものが挙げられるかと思います。

 

いわゆるアニメやゲーム、吹き替えのようにキャラクターを演じる仕事ではなく、

説明や朗読といった要素の強いお仕事になります。

 

また、こういったナレーションのお仕事はアニメやゲームの声優の仕事とはまた少し違った要素があり、

アニメゲームの仕事をされる方がナレーションのお仕事もされることがありますが、

ナレーションのお仕事のみをメインでされているナレーターと呼ばれる方もいらっしゃいます。

声の仕事の種類と内容

 

個性よりも正確性が重視される

 

ナレーションでは多くの場合、その人の個性よりも

ナレーションする原稿の内容がどれだけわかりやすく、聞き取りやすく視聴者に届くか、ということが重視されることが多いです。

 

もちろんナレーションの中にはその人の個性が重視されるものもありますが、

多くの場合はナレーションは「説明すること」が目的とされているので、どちらかというと「誰の声かわからない」レベルの溶け込み方の方が理想とされる場合が多いんです。

 

例えば情報番組のナレーションなんかでも、多くの人は報道ニュースのより深い部分やエンタメニュース、つまりその内容を知りたいと思っているはずで

そんな時に一緒に流れてくるナレーションが個性的すぎて気になると、ニュースに集中できない、ということになってしまいますよね。

 

つまり視聴者の日常に溶け込んでいけるような素朴で気にならない声、

けれどわかりやすく、誰が聞いても理解することができる、というところを必要とされているわけです。

 

これは公共放送のラジオとアニメ声優さんがやっているネットラジオの違いでも同じことが言えると思います。

ネットラジオにおける声優の特徴とは

 

正確性に必要なこと

 

こういったナレーションに求められる正確性を追求するために必要なことはやはり滑舌や正しいイントネーションといったものでしょう。

 

ナレーションはアニメ作品を応援してくれている人向けに作られるのではなく

不特定多数の視聴者のために付けられるものです。

 

子供が聞くこともあればお年寄りが聞くこともある。

それでもみんなにわかるようなナレーションでなくてはいけない。

 

だからこそ、綺麗な滑舌だったり、正確なイントネーションである必要性があるんですね。

 

対してアニメの場合は必ずしも綺麗な滑舌でなくてはいけない、ということはありません。

そこに求められるのは個性ですから、滑舌が悪いキャラクターがいてもいいんです。

 

アニメの中に滑舌があまり良くないキャラクターが出てくる、ということも良くあることだと思うんですね。

アニメやゲームで大切なのはあくまで「愛されるキャラクター」であるかどうかです。

 

滑舌が悪くてもそれがキャラクターの魅力になっていれば特に問題はないんですね。

 

ナレーションの場合は滑舌が悪いというのは致命的で、それで良しとされる現場はなかなかないと思います。

声優は声質がいい人がやっぱり求められるのか

 

公表できない仕事も多い

 

ナレーションの仕事に関しては公表できない仕事も多々あります。

特に企業関係のナレーションですね。

 

企業のプロモーションビデオのナレーションだったり、それ以外にも機械のシステムボイスなんかは

公表するとそのナレーターのイメージがついてしまう、というのもありますし、

ナレーションにそこまで意識を行かせたくない、という戦略もあるでしょうから

せっかくナレーションのお仕事をしてもそれを公表することができない、ということはよくあることです。

 

今は特に声優がとても注目されるようになっていますが、

声優の全ての仕事が表に出る仕事か、というとそうでもないんですよ。

 

むしろ昔は声優の仕事は顔を出さない普通でしたからね。

声優が顔出しするメリットとデメリット

 

声優とナレーターは厳密には違う

 

今回はナレーションのお仕事についてお話してみました。

 

いわゆる一般的にみなさんが思い描く声優の仕事と、

ナレーターの仕事は少し違う、ということをおわかりいただけたでしょうか。

 

アニメやゲームの声優になりたいという方がたくさんいますが、ナレーションの仕事もできるようになればさらに声のお仕事の幅も広がるので

長く声の仕事をやっていきたいと思ったらナレーションのテクニックを勉強するのも大切なことだと思います。

 

アニメの現場では必ずしも良い滑舌が求められるわけではない、というお話をしましたが、

もちろんそれだって「滑舌が悪い」よりも「滑舌は良いけれど、キャラクターに合わせて滑舌を悪くする」という方が断然良いに決まってますからね。

アフレコの練習はどうやってするのか

 

 

読んでくれてありがとうございました。

では。

Pocket

オンラインサロン

幸田夢波オンラインサロンバナー

オンラインサロン始めました。クレカ決済なら30日無料です。

一緒に、夢を仕事にしましょう。 夢波サロンへ

幸田夢波twitter

声優になりたい人、声優としての活動に悩んでる人、これからフリーランスとして独立したい人に役立つ情報をお届けします。

yumeha
About yumeha 294 Articles
声優、アーティスト、デザイナー、当ブログの運営者。 2009年に声優デビュー、2016年声優事務所を退所し、現在フリーランスで活動中。自由に生きられる選択肢を増やし、それを発信するために毎日ブログを更新中。