声優が収録現場に行ってまずすること

声優の仕事って多分やったことない人には未知すぎる領域だと思うんですが、

この前Twitterで「質問なんでもどうぞ会」をやったら

 

声優の現場

 

こんなご質問をいただきました。

 

なるほど。

ということで今回は声優が収録現場に入ってまずすることについてお話してみたいと思います。

 

アフレコに行く前は練習していくので、今回は収録現場に着いた時にまずすること、という内容でお話します。

 

私がやっているものや、周りの声優さんがやられていることも含めて話してみます。

 

どこに座るか

 

特に新人の頃収録現場で緊張するのは「どこに座ったら失礼がないか」ということを考えることです。

 

基本的にデビューしたての本当に新人の頃は収録ブースに入ってすぐのドアの近くの席に座るのがルールです。

 

途中に休憩があったり、収録開始、終了の時に収録ブースのドアの開け閉めをするのも新人の役目、という暗黙のルールがあります。

 

アニメや吹き替えの収録時はモニター(映像が映し出されている)に向かって正面ど真ん中の席が主役の声優さん用の席、みたいになっていることが多いです。

 

モニターの前にマイクが立っているので、セリフの多い方がマイクに入りやすい席に、という配慮からそういう風潮になってるんだと思います。

 

あまりセリフが多くない人は脇の席。

 

ではベテランの声優さんがあまり喋らない役で収録にキャスティングされていたらどうするのか。

たまにそういうちょっと面白いキャスティングってありますよね。

 

そういう時はその声優さんの好きな席になるべく座っていただけるように、

みんななんとなくベテラン声優さんがいらっしゃった時にさっと動けるように、みたいな雰囲気があります。

 

ドア付近の席が好き、と言われる方もいらっしゃるので。

声優のキャスティングってどんなことを考えてされているの?

 

共演者がきたらご挨拶

 

共演者の声優さんがスタジオに入って来られたら必ずご挨拶をします。

 

基本的には後輩が先輩声優さんのところにご挨拶に行く。

たまにベテランの声優さんの前に行列ができることも笑

 

でも挨拶されている間は身動き取れないし、やりたいことがあってもできなくなってしまう。

 

だからみんなで一斉にご挨拶に行くのはいかがなものかなぁと思ったりもして、

なかなかご挨拶のタイミングも難しいです。

 

また、ご挨拶をした声優さんを忘れないように、ご挨拶をしたら香盤表(台本に入ってる出演者一覧表)にこっそり済みマークをつけたりしてます。

 

どうしても人数が多いとわからなくなってしまうこともあるので。笑

声優の先輩後輩は厳しいのか

 

喋るための体操

 

喋るための体操はよくしています。

これは収録前にする人が多いんじゃないかなぁと思います。

 

口を大きく開けて舌を回したり、顔をぎゅーっとして表情筋をほぐしたり。

それ以外にもリップトリルと言って、唇をぶるるるるるっとする体操もします。

 

リップトリルは

  • 口周りの筋肉をほぐすことができる
  • 変な喉周りの力を抜くことができる
  • 滑舌をよくすることできる

などといった効果が得られるので、結構収録現場でもやっている人が多いです。

 

あとは声を支えるのは下半身なので、ストレッチをやったりしている人もいますね。

 

特に股関節周りをほぐすことによって、大きな声を出す時に支えとなる筋肉をほぐすことができます。

発声前にやると声がよく出る!声のウォーミングアップ方法

 

台本読む

 

空き時間は収録ブースで自分の台本をひたすら読み込んで、

時にはセリフを声に出している声優さんもたくさんいらっしゃいます。

 

みんながそんな感じなので恥ずかしいとかもないし、迷惑になるような音量だったり収録に支障を来さなければ注意されることもありません。

 

特にセリフで言いづらいセリフがあったりする場合は収録が始まるギリギリまでセリフの練習をされている方もいらっしゃいます。

声優は台本に何を書き込んでいるのか

 

調子が悪い時

 

声優は風邪を引かないようにものすごく気を使っていますが、

どうしても連日お仕事だったりすると喉や鼻の調子が悪いこともあります。

 

そういう場合は収録現場に入ってからもケアをしている人が多いです。

 

こういう携帯吸入器で吸入をしている人もいます。

 

あとは花粉症がすごい人とかは鼻の炎症を抑える薬を点鼻していたり。

 

ちっちゃいプロポリスの喉スプレーを使っている声優さんもいらっしゃいます。

 

のど飴をいろいろ持っててそれを舐めてる方も多いです。

 

声が出る漢方薬飲んでいる人も。

これは私もよく飲んでます。

 

こういう喉のケアを収録が始まるギリギリ、また合間にしている声優さんは多いです。

 

声優は常に風邪を引かないように対策しているし、喉にいいことをたくさんしています。

声優が使っている必携の道具とは

 

収録現場はやることがいっぱい

 

こう書き出してみると収録現場はとにかくやることがいっぱいですよね。

 

デビューしたての頃は、収録現場に入ってからもやりたいことがありすぎて、

収録が始まる30分〜40分前にはスタジオ入りしてそわそわしていました。

 

早く入りすぎるとそれはそれでスタッフさんに迷惑になることもあるのでこの時間の塩梅も難しいのですが笑

 

中には「練習すると緊張しちゃう」という方もいて、収録前はなるべくまったり過ごす、という方もいらっしゃいます。

 

近くでコーヒー買ってきて、収録前にほっと一息、みたいな方。

 

収録現場での過ごし方は人それぞれなのです。

声優が初めてアフレコに行く時に気をつけなくてはいけないこと

 

読んでくれてありがとうございました。

では。