声優オーディションの内容ってどんな感じ?

声優のオーディション内容
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声優のオーディションの内容ってなかなか語られることが少ないですよね。

 

なので今回は声優のお仕事をもらうきっかけともなるオーディションがどういったものなのか、

オーディションを受ける前までから、オーディションの進行の仕方、などについて話してみたいと思います。

 

事務所に所属しているのか、フリーランスとして声優をやっているのか、ということでも結構流れが変わってきてしまいますが、

今回は主に声優事務所に所属している場合、かつアニメのオーディションのお話をメインでお話したいと思います。

 

オーディションは仕事のきっかけ

 

声優のお仕事のきっかけは基本的にオーディションです。

 

ベテランになってくるとオーディションを受けずに指名でお仕事をいただけるようになったりしますが、

なかなかそこまでいくにはキャリアが必要で、オーディションを受けないで役が決まる人なんて本当に一握りです。

 

今活躍している「新人声優」と呼ばれるくくりにいる声優さんは、売れていてもオーディション受けている人が多いです。

 

オーディションをもらえるまで

 

声優を目指している人のなかには「声優事務所に入ることがゴール」になってしまっている人が結構いるように思います。

特に養成所生の人。

声優になるにはどんな進路を選ぶべき?

 

しかしこれは大きな間違いで、事務所に所属したからといって何もしなくても仕事が入ってくるわけではありません。

 

例えば、あなたが何かの品物を売る時に、その品物がたくさん売れるためにどんなことをしますか?

たぶん、宣伝をすると思います。

チラシを作ってみたり、説明をしてみたりしていかにその商品が素晴らしいのか、ということを人に伝えますよね?

 

それをいいと思ってくれた人がその商品を買ってくれると思うんです。

 

声優もこれと同じです。

ただ声優を名乗るだけでは誰もその人を使ってくれません。

業界には声優がたくさんいますから、宣伝も何もされていない声優には仕事は回ってこないんです。

厳しいですが本当に声優が仕事を取るのって難しいことなんです。

声優が仕事をとる難しさ

 

なので、事務所に入ってからはオーディションを受ける日々になるかと思います。

 

でもこのオーディションをたくさんもらえる立場になるまでも結構実は難しいんです。

 

声優事務所にもたくさんの声優が所属しています。

そして事務所にクライアントさんからオーディションの話がきても、そのオーディションに出してあげられる枠、人数は決まってるんです。

 

クライアントさんからは「今度こういうアニメをやるんでこの役に合いそうな人を3人だけだしてください」という感じでオーディションがくるんですね。

 

事務所に所属している全員をそのオーディションに出せるわけじゃないんです。

 

だからオーディションをまず、事務所からもらう段階にいくまでも大変なんです。

事務所のなかで「オーディションに出したい」と思ってもらわなきゃいけないですからね。

 

オーディションの流れ

 

基本的に

  • 書類とボイスサンプル(事務所に入ったら大体録るもので、宣伝材料としてつかわれます)による一次審査
  • オーディション用の原稿を収録して送るテープオーディション
  • スタジオで実際にクライアントさんに聞いてもらうスタジオオーディション

という流れで進行していきます。

つまり

  • 一次審査が書類選考
  • 二次審査がテープオーディション
  • 三次審査がスタジオオーディション

といった形ですね。

 

事務所に所属している場合は一次審査は事務所が知らない間に事務所が出してくれていたり、

現場を何度か経験しているとその現場で実力を把握してくださっているクライアントさんのなかのスタッフさんがいきなりテープオーディションやスタジオオーディションに呼んでくれたり、

その時々によって例外があります。

 

書類、ボイスサンプルの大事さ

 

さて、オーディションの大まかな流れがわかったら、一次オーディションの時に資料としてクライアントさんに渡す書類、ボイスサンプルがいかに大事か、ということが分かるかと思います。

 

現場にまだ出たことがない声優さんはもちろん指名でテープオーディションやスタジオオーディションにいきなり行くことはできませんから

宣伝材料は書類とボイスサンプルのみ、ということになります。

 

書類は

  • 簡単な経歴
  • バストアップ写真
  • 全身写真(全身は必要ない場合もある)

で構成されています。

 

ただ、最近は声優さんもルックス重視されることがあるので

  • バスト
  • ウェスト
  • ヒップ

なんかも重要だったり、最初からオーディションに身長制限があったり、などもあります。

声優は芸能人なのか

 

そんなこんなで宣材写真はとても重要です。

自分の印象がどんなもんか、そしてどういう印象をもってもらいたいのか、ということを研究するのも大切なことですね。

自分の印象を分析する

 

テープオーディション

 

テープオーディションは大体先方からセリフとオーディションを受けるキャラクターのイラスト(ない場合もある)が事務所を通して送られてくるので

それを見ながら役作りをして、事務所側に録音してもらって、その音声データを先方に送る、という流れになります。

 

大体マネージャーさんとかが「もう少しこうしたらいいんじゃないかな」というディレクションをくれて一緒に作っていく感じです。

 

マネージャーさんとコミュニケーションをとるいい機会にもなりますし、

すごく技術的なものを試行錯誤していく時間なので渡しは結構この時間が好きです。

 

もちろんマネージャーさんが相談しやすい人かどうか、というところは重要ですがね。笑

 

スタジオオーディション

 

最終審査とも言えるのがスタジオオーディションです。

 

スタジオオーディションではあらかじめセリフと役が送られてきたものを練習しておいて

実際にスタジオに行ってセリフを読み、クライアントさん(10人、20人いることもしばしば)の前でそれを披露します。

 

大体1回だけ先方からディレクション指示を受けて、

それに対してこちらが柔軟に演技を変えることができるか、ということが決め手になるかと思います。

 

少しでもいいなと先方さんに思ってもらえたら「他の役もお願いします」といって、当初予定のなかった役をその場でやることもあります。

 

柔軟性、対応力が本当に求められる、集中力が要る時間ですね。

 

オーディションに受かったらお仕事

 

こういったオーディションを突破していくことができたら晴れて声優のお仕事にありつくことができます。

 

しかし声優さんはいっぱいいますから、クライアントさん側もオーディション時期は1日で100単位で声優さんのお芝居も見ることもあるそうで

それはそれでとても大変そうです。

 

逆を言えば、それだけの人数の声優さんが受けているオーディションをどう突破していくのか、ということを考えていかなくてはいけないということですね。

 

読んでくれてありがとうござします。

では。

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幸田夢波 twitter: