お金があれば幸せになれるのか

お金があれば幸せになれるのか
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声優、役者、クリエイターなどの職業を生業としていく上で、お金にシビアでいなくてはいけない、ということはいつも思っていることです。

 

芸術には値段がついていなくて、それを欲しいと思ってくれる人がどれくらいのお金を払ってくれるか、ということでしかお金の価値を測ることはできません。

 

だからこそ、クリエイターは自分の作品の価値を低く見積もりすぎると、そのあとにその作品たちの価値高めていくことが難しくなってきます。

詳しくはこちら→仕事で考えなくてはいけないお金のこと

 

自分から生み出される作品にどれくらいの経済価値があるのか、

市場をしっかり見極めて客観的な相対価値を把握しておくこと、

それを元に仕事を引き受ける引き受けないを決め、値段交渉をしていくことが実はとても大切なんじゃないかと思っています。

 

特に声優においては、今はどうしても需要に対して供給過多なところがあるので、単価が下がっていってしまうのは当たり前だし、少なからずしょうがないところはあります。

 

でもだったら自分の単価を上げられるような努力をしていかなくてはいけないし、

最初から安価で自分の技術を売っていたらずっとその安価のレッテルから逃れるのが難しくなってしまうと思うんですね。

 

だから「どんなお仕事でも受けます!」という新人さんの考えは結構危険だと思うんです。

仕事を断る、という選択肢を持つ。

 

みんながお金にシビアであるべきなのは夢を追うのと同時に自分の生活を成り立たせていく必要があるからだ、と言えると思いますが、

ではお金があれば人生は幸せになるんでしょうか?

 

私たちはどれくらいお金にシビアであるべきなんでしょうか?

 

お金があれば夢を追える幸せ

 

根本的にお金が必要なのはやっぱり生活していくためだと思います。

 

生きていくためにはどうしても最低でかかってくる固定支出がありますよね。

  • 家賃
  • 食費
  • 通信費
  • 水道光熱費
  • 交通費

あたりですかね。

 

これらを捻出するためにはやっぱり働かずしては生きていけないわけですが、

夢を追いながらこれらを賄うお金を稼ぐのはとても大変なことです。

 

声優や役者系の仕事を夢に選んでいる人は特にそうでしょう。

舞台の出演料じゃ生計を立てられないのが悩ましい

 

でもこれは裏を返せば、この固定支出でかかってくるお金だけ毎月捻出することができれば、

大手を振って夢を応援してもらえるし

自分も心配や不安を抱えないで夢を追っていくことができる、ということだと思うんですね。

 

つまりクリエイター系を生業にする人たちは仕事を一本に絞るよりも

本業に差し支えない副業をやっていくのが一番いいのではないかなと思うのです。

 

固定支出は多分贅沢をしなければ、10万で抑えられます。

贅沢をしなければね。

 

  • 駅からちょっと遠い古いアパートに住めばいい
  • 飲み物を買うお金を水筒に変えて、お茶のストックをいつも作っておけばいい
  • もやしや豆腐を使ったカサ増し料理を作ればいい

切り詰めて切り詰めてうまくやれば多分10万前後でいけます。

 

結構10万くらいならバイトしなくても稼げちゃいます。

 

みんな実は知らないだけなのです。

 

バイトしながら自分の夢を追っている人は「この時間も練習に使えたらどんなに幸せだろう」と思っている人が多いでしょう。

バイトってやってる時間脳内真っ白で暇なこと多いですからね。

 

自分のペースで自分のやりたいことをやりながら働けた方が絶対的に幸せなはずなんです。

 

お金は自分を守ってくれる

 

冒頭で述べたように、どうしても「売れたい」という気持ちがあってそこに「お金を稼がなきゃ」という気持ちが重なると

「今はギャラはなくても将来は売れていっぱいお金を儲けるんだ」

という気持ちになりがちです。

 

この気持ちはとても危険だと思います。

 

そして同時に、こう思っている新人声優さんが本当に多いです。

 

頑張って声優のお仕事をやっている子達でも、当人たちに話を聞くと仕事の内容に対してお金が見合っていないものが多すぎます。

ギャラなしで働いている子が多すぎます。

 

でもクライアント側は「今そんなこと言える立場じゃないだろう」というんだと思います。

 

そんなところで働くべきじゃないと思うんです。

自分の価値を理解してくれて、見合う対価を支払ってくれるところで自分の技術と労力を大切にして働くべきだと思います。

 

そうでないと売れるか売れないかの運任せになってしまうと思うんですね。

人生の長い時間を費やして確立の低すぎる博打をしてるのと同じような気がするんです。

 

悲しいけれど、努力した人が必ず報われる世界ではないから、

だからこそ、自分を安売りすればするほど売れなかった時に自分の手元になにも残らなくなってしまうんです。

 

だからある程度のお金を別のことで稼ぐことができたら、自分の価値を守りながら仕事をしていくことができると思うんです。

 

最期に必要なのはお金じゃない

 

 

いつか人生の終わりが必ず誰にも等しく訪れます。

 

そんな時に何を思い出すんでしょう。

何を思い出せたら、自分の人生は幸せだったと思えるんでしょう。

 

私は最近、そこから逆算して人生を生きるようにしています。

 

お金があれば幸せになれるのか?

お金があれば幸せな気持ちで死んでいくことができるのか?

 

違うと思う。

 

私は自分が心から信頼できる仲間が欲しいし、
その人たちを大事にしたいし、自分も大事にされたい。

 

その相互関係を他人と築けることがきっと人生における一番の幸せなんじゃ無いかと思っています。

 

だからこそ、自分のことを大事にしてくれて、私の仕事にきちんとした対価、お金を払ってくれる人こそが、

自分のことを考えてくれる人だと思います。

 

お金そのものが大事なのではなく、お金が一つの指標になるんじゃないかなと思っているんです。

 

もちろん私の考えなので

正面から鵜呑みにしないでください。笑

 

がむしゃらに一本の仕事にかけられる人こそがこの世界で生き残っていくんだ、という考え方ももちろんあると思いますから。

 

読んでくれてありがとうございます。

では。

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