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頑張らなくてもいい姿勢、の方がうまくいく

「頑張る」「頑張れ」とよく聞く言葉ですが、頑張るのって正直疲れますよね。

 

いや、大事なことだとは思うんですが、「頑張ろう頑張ろう」と思ってる時ほどいろいろうまくいかないことって結構あると思うんです。

 

私自身「頑張らなきゃ」と思いながら仕事を続けてきた人間だし、

「頑張ろう」と肩に力が入ってる人が周りにいっぱいいます。

 

でも頑張らなくてもいいかなって思えたら、その方がうまくいくことが多くて、

頑張らなくてもいいという話をしようと思います。

 

頑張ろうとすると緊張する

 

頑張らなきゃ、という気持ちはいろんな要因で発生してくると思います。

 

特に私の場合は「失敗したらあとがない」といつも思っていたので常に頑張らなきゃと思っていました。

 

私が働いてきた声優業界の話をすると、今の声優業界は本当に大量生産大量消費になってきているので、

声優もいっぱいいて、うまくできない声優に対して怒ったり何度も指導したり、ということはあまりしてもらえません。

 

だいたいの現場がお金と時間と闘いながら作品を作っているのでできなかったら切り捨てられる世界です。

 

そして自分が切り捨てられてもわからない世界です。

 

怒ってもらえる方がありがたい、みたいな。

切り捨てられたら他の子が使われて、どんどん自分の仕事がなくなっていくんです。

 

これは多分結構どの職業でも共通して言えることなのではないかなと思うんです。

 

だから常に頑張って結果を残していかなくてはいけない、と思っていました。

 

でも頑張らなきゃといつも思っていると大事な時にいつも緊張してしまいます。

だってそこで頑張れなかったら後がないかもしれないのだから。

 

でもそうやってやっているといつも崖っぷちに立っているような気持ちになるんですね。

 

もちろん私がいたのはそういう業界なわけで、そこで頑張れる人が残っていく業界なのかもしれません。

 

でも緊張して迎える大舞台というのは多くが自分の力を最大限発揮できずに終わってしまうことが多いんです。

 

緊張も良い緊張と悪い緊張があるように思っていて、良い緊張は自分を引き締めるのに必要だと思うんですが、

悪い緊張はどんどん自分の良さをそぎ落としていく緊張だと思います。

 

そして悪い緊張は自分が頑張ってもどうしようもないことで不安なことがある時だと思うんです。

 

なぜならいっぱい練習して精一杯自分で準備ができた時に悪い緊張はやってこないから。

 

逆にどうしようもない不安がある時は悪い緊張になってしまってその気持ちに引っ張られて自分の最大限を引き出すことができません。

声優が人前で緊張しないためにやっていること

 

頑張ろうと思ってるのが間違い

 

そもそも「頑張ろう」という気持ちは負の何かがある時に起こる感情だと思っています。

 

無意識的に「頑張る」とか「頑張ろう」という言葉を使っていますが、

私は自分の好きなことをやっている時は「頑張っている意識」みたいなものはありません。

 

歌の練習をしている時、芝居のあれこれを考えている時、そこに「頑張ってる自分」なんていないんです。

 

私はただ、自分が楽しいと思うことを楽しんでるだけ。

 

人は「偉いね、努力してるね」と言ってくれる時がありますが、私からしたら遊んでるだけなんです。

 

昔大手の事務所のオーディションに行った時に、

そこでプロデューサーをされている方が「俺らは真剣に遊んでるだけだから」とおっしゃってたのがとても印象的でした。

 

つまり逆をいえば「頑張ってる意識」があるものは自分が心の底から好きなものではないのかもしれません。

例えば私は勉強が大嫌いだから勉強しなきゃいけなかった浪人時代は本当に毎日「頑張ってた」と思う。

 

でも学生時代を経て大人になった今、そしてフリーで仕事をしてる今、私は頑張らないことに決めました。

 

好きなことだけをして生きていけば頑張らなくてもいい。頑張らないという選択肢を選択することができるんです。

 

頑張らないでできる、本当に自分が楽しいと思うことをお金に変えていくように努力すれば良いんだなと最近感じています。

 

忙しいには忙しいけど、頑張らなくていい毎日の中で十分暮らしていけるわけです。

リアルに「好きなこと」を「仕事」にする方法を考えてみた

 

「頑張らなくていい」が上手くいく鍵

 

頑張らなくていいやと思い始めるとそこには成功も失敗もありません。

 

上手くいかないことを改善していくこともまた頑張ることではなく面白くて楽しいことなんです。

それは自分の楽しいことの範囲内のものだから。

 

そしてそんな風に生き始めたら意外と面白いお仕事をいただいたり、楽しいことばかりが舞い込んでくるようになりました。

 

それは嫌われる勇気を持ってフリーに転向したからなのかもしれません。

 

嫌われるということは自分という個性が生まれた証であって、別の人に好きになってもらえるための一歩だと思うんです。

 

物事も同じで、失敗しても良いやと思えると、

つまり頑張らなくていいやと思えると、自然と肩の力がぬけて自分らしくありのままの自分で勝負できるようになっていくんじゃないかなと思うんですね。

他人に嫌われる勇気をもつことで人生が変わる

 

頑張りすぎない方がいい

 

時には頑張ることも確かに必要だと思うし悪いことではないと思うんですが頑張りすぎるのは体によくないんじゃないかと思っています。

 

大学は心理学部でしたが「精神的に辛くなってる人に頑張れ、と言ってはいけません」と先生がおっしゃってました。

 

日本人は真面目で頑張り屋さんが多いと思います。

 

でもそれは裏を返せば多くの人が自分の本当に好きじゃないことに従事している時間が長い、ということです。

 

朝の通勤電車でイライラしている人が多い、夜の電車内でほとんどの人が眠りこけてる。

 

頑張らなくてもいいと思いながら生きていけると精神的に楽だし、精神的に楽だと明るい人になれるし、

明るい人になれると良い仕事が舞い込んでくる、という法則があるんじゃないかな、と最近思っています。

 

ぜひみなさんもあんまり頑張りすぎないでください。

夢を追うか諦めるか、悩んでいる人へ

 

 

読んでくれてありがとうございます。

では。

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